特別公開 

2013年 10月 ドイツへ視察旅行に行ってきました。 特別なので、画像もいつもより大きくして有ります。

今回の視察旅行は、阿部商会さんの正規ビルシュタインを、多数の販売実績を持つ、全国の超有名な専門店が招待されたかたちとなります。

10/9 成田より、フランクフルト空港に到着。

飛行時間、12時間。 非常に疲れました。


ルフトハンザ航空 2階建ての飛行機だから

安定性は良かったけれど、エコノミークラスだし

何より飛行時間がながすぎる。
フランクフルト空港の出口を出たところ

田舎者なので、ついつい写真を撮ってしまう。

予想どおり、けっこう寒い。
お迎えは、デラックスな

ビルシュタインバスでした。
はじめて見るドイツの風景は、

とっても広大な北海道を走っているような

自然あふれる景色でした。

アウトバーンを走行中のバスより撮影。

どこを走っても、アウトバーンの景色は

こんな風景で癒されます。
10/10 エナペタルに有る

ビルシュタインの本社を訪問。

キツネのマークは、この地方の特徴みたい。


ここは、メインにイエローのビルシュタインを

生産している本社工場です。
こちらは、ヘッドオフィスの有る所

訪問したメンバーが集まっています。

聞いた事の有る有名なショップさんばかりでした。
こちらは、B4ショックなどを開発と製品のテスト等を

行っている建物。


中の撮影は不可だから画像は有りませんが

かなり過酷な耐久テスト等をしていました。



例えば、ポルシェ918スパイダーが、

ニュルブルクリンクを走るデーターをインプットした

コンピューターが実際のショックの動きを再現して

連続で、何時間も走らせたり。

それは過酷なテストを目の当たりにしました。


ビルシュタインが、こんな過酷なテストを

行っているなんて、想定外と思ったのは

正直な感想です。


あんな過酷な事をして壊れないなんて不思議

と思ってしまいました。
ビルシュタインの駐車場

景色も良くて、田舎町の良さを感じますね。
ヘッドオフィス前にて
本社直属のサービス工場

当社と同じバイスバース製の

アライメントテスターを使っていました。
事前の予告は無かったけれど、

突然表彰されました。


何でも、ビルシュタインの

B12 BTSサスキットを、全国で一番多く

販売しているのは、当社らしいです。

知らなかった。

10/11 パペンブルグにある ATP を訪問。

普段は、ベンツのテストトラックとして使用されています。

ビルシュタインのハンドリングセンターもここに有ります。

AMGのファクトリーも有りました。

規模は直線だけで、6kmも有るらしい。

世界中の道路が作ってあって、規模はとてつもなく大きい

アメリカをはじめ各国の高速道路の再現から

ヨーロッパの石畳、市街地まで再現されていました

なんと49度バンクも有り、300kmオーバーもテストできます。
新車開発等の極秘のテストが行われている場所なので

セキュリティーは非常に厳しく、内部撮影はもちろん不可。

検問所でカメラ、携帯、パソコンも全て没収されました。

その上、顔写真付きのパスポートまで作られました。




こちらに、パペンブルグの内部と

ビルシュタインの工場内の動画が有りました。

ゲートから、カモフラージュされた

こんなベンツが出てきた。

ついつい写真を撮ってしまった。

スクープかも知れません。


ゲート内の様子は、画像が有りませんが、

ビルシュタインの用意してくれた

ベンツ W204 と  BMW  F20 7台を使って、

サーキットを自由に走行させてくれました。

なんと、ホッケンハイムサーキットと同じ

レイアウトで作られたサーキットらしい。

ホッケンハイムが丸ごと入る規模とは恐ろしい。

いろんなビルシュタインが装着されていました。

プロドライバーによる体感試乗では恐怖と

驚きの連続でした。

ライトウエイト(チューナー)のF20 は速かった。

画像が無いのが残念。
パペンブルグよりの帰りの車窓より

本当に風景に癒されます。
10/12 いよいよ聖地ニュルブルクリンクへ

こちらは、ニュルの入り口に有る

ブラックファルコンレーシングさんの本拠地

ここに、ビルシュタインのニュルにおける

開発拠点も有るらしい。
ブラックファルコンさんは、超有名なレーシングチーム

昨年のニュル24時間で優勝したベンツ SLS AMGも

こちらのクルマでした。


常勝軍短の様子です。
こちらが、オールドコース

ノルドシュライフの入り口ゲートです。

一緒に写っているのは、

ビルシュタイン社の製品開発の責任者の方です。
目の前に有った看板を撮ってみました。

本当に、憧れのニュルまで来れました。


NSXとGTRに強い憧れを持つ自分には、

まさに聖地と呼べます。
ゲートを入ってすぐに有る

BMW M POWER ニュルの開発拠点です。


M もニュルには相当に気合を入れているようでした。
ゲート前には、レースレンタカー屋も有りました。

ここでクルマを借りて、ニュルを走る事ができます。

当日は、レースが有った為に無理でした。


クルマは、トヨタ86も有りました。
レース会場裏のパドックには

ビルシュタインのサービスカーが有りました。

何というでかさ。

他のメーカーのクルマとは桁違いでした。



この柵の後ろから、練習走行をしているクルマが

見えて、その音と走りに、感動はピークに。

景色を見るだけで感動するとはこういう事なんですね。


特別に内部を見せて頂きました。

各チームの要望に合わせて

その場でショックを組み立てしていました。

こちらは、AUDI R8のショックだそうです。
ミーティング用のラウンジも備えています。

とっても贅沢な作りでした。
パドック裏です。

サポートカーで満員ですね。


前日なんと雪が降ったそうです。

当日も午前は深い霧に包まれていました。

レース開始も遅れました。
レース前、ピットレーンの様子

ブラックファルコンチームの

VIPラウンジより撮影しています。

まだガスっています。
VIPラウンジ内の様子

ブラックファルコンチームの方々

食事もお酒も飲み放題でした。
ラウンジ外より撮影

少ししたら、突然と晴れてきました。
ガスが徐々に無くなって

突然と景色は変わりました。
遠くには、例のお城が見えました。

これぞニュルの景色ですね。
そろそろクルマの写真をパドック裏より

BMWとポルシェがとても多かった。

ドイツ人の年収はとても低いと聞きました。

レースをするのは、一部のお金持ちなのかも

M3.M5.997.991etc高級車だらけでした。
3つのカテゴリーのようですが

何でもありのようにも見えます。

E36.E46.W201.BMW M1もいました。
トヨタ86も出ていた。

予想通り、遅かった。
ニスモGTRも出ていた。

でも期待したほどは速く無かった。

GTRを持ってしても最速クラスに入れないなんて。
速かったのは、ベンツSLS

AUDI R8、ポルシェターボ

このあたりが最速クラスに見えました。


SLSの音はまさに爆音、戦闘機のよう。
やはりポルシェは、レースが似合う。

強烈なオーラを感じました。


ピットロードからの加速がたまりません。
ここがメインストート

初めて歩いたニュルを実感。
ベンツの看板の下

3階の部分に、ブラックファルコンの

VIPラウンジが有ります。
いよいよスターティンググリッドに着きます。
GTR がんばれ〜と個人的に応援

でも足は、KWなんですね。
スタート後に、バスで移動して見所を探す。

有りました。 ここです。

例のジャンピングスポット。
猛スピードで坂を下ってジャンプ。

着地した後、すぐコーナー。


着地時には、ガッチャンとすごい音。

火花の出るクルマも。
すぐに急な上り坂

良いサスペンションもパワーも要求される。

速いクルマと遅いクルマがはっきり分かる。

だからニュルなんでしょうね。
バスを止めたスペースからの素晴らしい景色。

いったい何キロ先まで見えるんだろう。

とっても広大な土地でした。
4時間の耐久レースは終了しました。

1位は、ビルシュタイン装着のAUDI R8でした。

ブラックファルコンSLSは、2位だったと思います。


ニュルでの楽しい1日は終了しました。